WITH THE PLANET
循環すること
サンシャインジュースの環境へのアプローチはすべて「ジュース」が中心にあります。
ジュースを飲むことで体が感じる心地よさや、野菜と果物のパワー。
それは植物や地球、そして環境とのつながりを体感させてくれるものだと私たちは考えています。
「どうやったらもっと地球に近づくことができるか」
自然界の栄養をできるだけ壊さず搾り、植物のパワーを無駄なく使い、
さらにはその植物が喜ぶような土を生み、ここでジュースのための野菜や果物が育つ。
循環を生むためにできること。それを日々探しながら、「より植物に、地球にちかづく」活動を続けています。
いびつな野菜もパワフルなエネルギーに
What some call “imperfect” vegetables are super energy for us
サンシャインジュースでは、見た目だけが理由で売りにくい素材を積極的にジュースに活用しています。有機栽培や特別農法では、かたちの悪い野菜や果物ができやすく、3割もが出荷されないと言われています。いびつな素材も、私たちにとっては美味しいジュースのためのパワフルなエネルギー源。売り物にならず肥料あるいは廃棄となってしまうことも多かった野菜や果物たちが、ジュースとしてお客様のもとに届くことで生産者の方に喜んで頂けることも私たちの喜びです。
ジュースパルプ(搾りかす)の有効活用
Being Creative with Juice Pulps
サンシャインジュースでは、コールドプレスジュースの製造過程で分離されて残るジュースパルプ(搾りかす)を有効活用する取り組みを続けています。ジュース1本に1キロ以上の野菜/果物を搾り出している「サンシャインジュース」。ジュースがあるのも搾りかすが出るからこそ。その量もなかなかです。搾りかすを活用する方法はないか、と模索し続ける中で、色鮮やかな染料、スープの出汁、発酵させて次の命を産むコンポスト(肥料)として循環させることにたどり着きました。
栄養たっぷりのビーガンスープ出汁(ベジタブルブロス)
ジュースパルプで残る種や皮や根の部分は、加熱することで抽出できる栄養成分、「フィトケミカル」も残されています。これをスープの出汁に利用することで、ビーガンスープやビーガンカレーが栄養たっぷりに、さらに美味しくできあがります。
色鮮やかなボタニカル染料
サンシャインジュースのジュースに使用している野菜果物の搾りかす(残渣)には美しい自然の力強い「色」が残っています。日々の暮らしでできるだけそのナチュラルなパワーを体験してもらえるよう、ボタニカルダイでエプロンやバッグなど様々なレメディウェアをつくるプロダクトブランドLefts, (@leftstokyo) をはじめ、多様なパートナーに残渣を染料として提供しています。
植物のパワーをコンポストに
美味しい野菜や果物を届けてくれた植物や地球が喜ぶことができれば、と考えた時、「コンポスト」はとても自然な発想でした。
創業者が10代の頃訪れたハワイで、強烈に印象に残っているシーンがあります。土に生ごみを混ぜているヒッピー風の高齢の男性に何気なく「何をしているの?」話しかけたところ、「土を豊かにしているんだ」と答えたそうです。後々になって、「あれはコンポストだったんだ!」とあるとき急に思い出し、リサーチを開始。
生ごみの堆肥化に長く取り組み、土を作ることに向き合い続ける「土づくりの先生」との出会いや、素晴らしい心意気の生産者の方々のご尽力や学びに恵まれました。ジュースの残渣を土の中の微生物に還して発酵させてもらい、よりよい土壌作りに貢献する。その土でできた野菜でまたジュースを作って、自然との繋がる。
それが、「サンシャインジュース」のコスミックコンポスト (@cosmic_compost)という提案です。今では、パートナーファームのご協力をいただいて、サンシャインジュース店舗の「全てのジュース搾りかすを廃棄せずに土にする」ことを実現しています。そしてコスミックコンポストと豊かな土で育った野菜・果物たちを「サンシャインジュース」としてみなさんにお届けしています。
一緒に取り組んでくださっているコスミックコンポストのパートナーファーム
Ome Farm
The Farmers
Bassed Farm
SUNSHINE JUICE WHEELS
Plant powered shop on wheels
「SUNSHINE JUICE WHEELS」は、植物性の使用済み調理油、植物のパワーで動く、通称「天ぷらカー」です。飲食店や家庭から出る使用済み調理油を燃料に走る、最もクリーンなエネルギーのジュース・カーです。移動式オフグリッド・バイオディーゼルでコールドプレスジュース&ローフードを製造、提供するコンセプトショップは世界初。コンパクトながらもしっかり働いてくれるジュースマシンはすべて天井のソーラーパネルから電力を供給しています。できる限り環境負荷を抑え、訪れた土地で力強く育つ新鮮な野菜や果物を使用して、自然のエネルギーと栄養素を最大限に活かしたコールドプレスジュースやローフードを味わっていただく。その土地の植物と、人と、地域と繋がりながら、各地で自然環境・エネルギー・食・農・健康など幅広い分野の出会いと、気付き、発信を目指しています。
SUNSHINE WHEELSの活動はこちらで @sunshinejuicewheels
SUNSHINE JUICE WHEELSの設備について:
PoC TECH社の協力の元、電源はすべて車天井部に設置されたtsu-muソーラー パネルで発電しています(オフグリッド)。従来の軽油ガソリンだけでなく、飲食店や家庭から出る使用済み調理油を燃料にする切り替えができ、廃油での移動も可能です。
ジュースマシンは、世界で最も信頼されるコールドプレスジュースマシンブランド「Goodnature社」のジュースマシンM- 1、Vitamix社のブレンダー、そしてExcalibur社のディハイドレーター(食品乾燥機)を搭載しています。
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」にてサンシャインジュースの取り組みの一部が紹介されました。サンシャインジュースが作るコールドプレスジュースのこと、その中で目指す循環型社会への取り組みなどを、内容濃くご紹介頂いています。