「生産者さんの思いの詰まった野菜を使いたい。」
Sunshine juiceでは農家さんや生産者さんと直接お話しして、新鮮で思いのつまった野菜や果物をジュースの材料として使いたいと思っています。
また「形が悪い」「均一ではない」という理由だけで市場に出ないものを積極的に使用するということにも開店当初から取り組んでいます。
今回は最近お話しした生産者さんと実際に使用した野菜・果物についてご紹介したいと思います。
★神奈川 葉山 Bassed Farm リー君のセロリ
無農薬、無化学肥料、自然栽培野菜を作っているリー君の野菜はご本人と同じくすごくピュアでパワフル。特にセロリは知っているセロリではない!
食べてびっくり、ジュースにしてもびっくりの力強い味で今年は季節限定メニューとしてセロリジュース、I am WATER(セロリと季節の柑橘のジュース)の2種類のジュースはとても好評でした。
★広島 森崎農園 森崎さんの「樹成り完熟八朔」
通常は2月頃には収穫する八朔、甘夏、デコポンなどの皮の硬い柑橘は収穫直後は酸が残っているため2~3週間倉庫で寝かせてから出荷するそうですが、5月に届いた「樹成り完熟八朔」は出荷直前まで樹上になっていたものとのこと。「甘さが格別!」と聞いていたので届くのが本当に楽しみでした。
森崎さんより。
「この時期まで樹に成らせることはないので収穫直後に食べたのは初めてなのですが、おいしさに自分でもびっくりしました!外観は良くありませんが内容は申し分なしです!!」
恵比寿店では「季節の柑橘」を使ったジュースが何種類か通年ありますが、柑橘の種類によって味が変化する事もぜひ楽しんでいただきたいです。
★高知 Ueta Lab. 上田さんの人参
毎月新月の日にジュースクレンズをするコミュニティ「new moon juice club」では月に一度1Lのジュースを2本お届けしていますが、4月のメニュー「ジャバラキャロット」には高知県でオリジナル微生物を開発、その菌を活用して水質浄化や農業資材の製造をしているUeta Lab.上田さんの作ったオーガニック肥料で育った人参をたっぷり使いました。
土のエネルギーを感じる人参は甘くて味が濃かったです。
以下は上田さんからのコメントです。
「アウトドアスポーツも自然環境も農業も大好きで、現在耕作放棄地を開拓して自社ブランドの微生物を使って自然に近い農業を展開しています。小学生の時から人参を食べると足が早くなると思い込んで食べていたタイプで、息子にそれを言ったら畑の人参を土付きでかぶりついています!」
★京都 大原野 山野邉さんのケール
「出荷するために切り落としたり、よけたりする端野菜を廃棄物として出すことに疑問を感じていたのでそれを土に混ぜてみようと思ったのがきっかけ」という山野邉さんの農園で取れたケールを恵比寿店のグリーンジュースに使用しました。
端野菜を堆肥化したことで土壌が変わり、雑草も生えずふかふかになったという農園のケールはみずみずしく生き生きとした緑色で新鮮な葉野菜の味が際立っていました。
また他の野菜も育てる予定ということでしたので、楽しみにしています。
★千葉 いすみ市 オーガニック馬農園 長福さんの小松菜「はっけい」
「年に何度も作付けを行い収穫量を増やすよりも、少しでも土壌環境の健康に寄り添って、農地を酷使しない形で農業をしていきたい」といういすみ市でオーガニック農園を営んでいる長福さんのオーガニック小松菜「はっけい」は4月に恵比寿店のグリーンジュースに使用しました。
びっくりするくらい濃い緑色で、葉柄部分が太くしっかりしていてボリュームのある「健康!!」という雰囲気が伝わる小松菜を使ったグリーンジュースは苦味や辛さが少なく好評でした。栄養が体にしみわたるイメージが広がります。
皆様ありがとうございました。
これからも日本全国の野菜の生産者さんと直接お話しして、材料の野菜作りや土づくりへの思いも一緒に伝えられるようなjuicyな商品を作っていきたいと思っています。