「ケア」について考える new moon note December 2024

「ケア」について考える new moon note December 2024

あ!!!っという間に12月の新月を迎えました。今月のスペシャルジュースにはお待たせしました!「ウコン」を使っています。お客様の中にはファンも多い、特に年末年始のお酒の機会が増えるこの時期にはニーズが高くなりますよね。 お酒の前に「ウコンの力!」ってコンビニで飲んでいる方も見かけます、でもやっぱりできればナチュラル自然で摂りたいですよね。そして日本ではお酒の前後に!のイメージが強いウコンですが、もっともっとすごいパワーを秘めています。美容効果も高いし、免疫もあげる、炎症も抑える。なかなか生で摂ることは少ないかもしれないですがジュースにちょっとブーストするだけでも、ショットでぐい!っと飲むだけで、体には驚くような効果を発揮してくれるんです。ぜひお店でフレッシュに、またはオンラインで冷凍ジュースで。ナチュラルウコンを感じてみてください。

恵比寿店及び京都ラボで使っているウコンですが、今年はどうにもなかなか見つけることができませんでした。色んなところでウコンないですかー!?と言っていたら高知県四万十に住んでいる友人の佐々琢哉くんと愛媛でカレー種を営む友人のアツシくんから「ウコンが畑にあるよ」と。そんな素敵な繋がりで今年もフレッシュウコンがお店に届きました。素敵な友人たちが収穫してくれたウコン、間違いなくのエネルギーをみなさんにお届けできるかと思います。すごくおいしいピュアーなジュースができました!

 

このたび、資生堂が発行する文化誌「花椿」2024年版にてサンシャインジュースと一宮のTHE Farmersで取り組む、ジュースの搾りかすを堆肥化して畑で使う"Cosmic Compost"プロジェクトをフィーチャーしてもらいました。細倉真弓さんの大変美しい写真と合わせて文章を書かせてもらいました。ぜひ見つけたら手にとってみてください。

今回の花椿のアートディレクションはフランス人のクラリスさん。100年以上発行されいている歴史ある花椿で初めて外国人のアートディレクターによるものだったそうです。そしてクラリスが選んだテーマが「care」。本号のどの特集からも様々な形の「care」を感じることができる素晴らしい内容でした。先日クラリスが「ケアって様々な形がある、家族や友人へのケア、地球や環境へのケア、自分自身へのケア(セルフケア)、そしてディテールへのケアなどね」と話していたのが印象的。以前読んですごく感銘を受けた本が小川公代さんの「ケアする惑星」という本。それまでお恥ずかしながらあまり意識して考えれていなかった言葉「ケア」をすごく考えさせられ、自分自身を見直すきっかけをくれた本でした。その小川さんがウェブのインタビューで話しています。

 

「“気遣う(care for)”と“気にかける(care about)”という言葉があります。前者は直接的に世話すること。後者は必ずしも具体的なケアは実践せず、“家族のためにどれだけ稼いでくるか”などとケアへの思いを金銭などで補完している。どちらも尊い行為ですが、女性が担いがちなcare forの能力への評価は低いままです。 (省略) ケアに従事する人々への感謝とともに、生きやすい社会を作らなければならない。そのためには、一人一人が想像力を働かせて、見えなくされている存在の声に耳を傾けること。そこから、見えない労働の存在と価値を明らかにすることが重要です。その想像力を鍛えるために文学があるのだと思います」  

ケアってもちろん目に見える形でのケアもあるけれど、目に見えない形でのケアもたくさんある。それってまずはそこに意識を向けることから始まるんじゃないかな?と感じます。今回花椿でコンポストを美しいビジュアルで取り上げていただいたことできっと新たにそこに意識を向ける方が増えたのではないかと思います、アートって素晴らしい力をもっていますね。

 

 

話は変わって11月に別府の自然食品店"Tsunagu" さんで開催したSunshine Juice Beppu 2daysも素晴らしかったです。繋がりが希薄化してしまいがちな昨今、生産者やお客様との繋がりを大切にされているのを感じました。今回はジュースバーと合わせて「stay juicy 論」をお話させていただきましたが嬉しい感想をたくさんいただけて心が温かくなりました。「stay juicy 論」はサンシャインジュースで取り組んできたこと、やっていること、目指していることなどを、ジュースを飲みながらご参加の皆さんと共有します。何か気づきや新たなきっかけになるタネがあれば嬉しいです。

 

サンシャインジュースで体だけではなく、マインドも、そして心もjuicy になっていただけたら、そしてそんなことをお話ししながらみなさんの感想やご意見やお話を聞くことで自分も素晴らしいエネルギーをいただけることを実感します。話しあうこと、共有することも一つのケアの形になります。また違う場所でも「stay juicy 論」開催できたら嬉しいです。

小川さんのインタビューにもあるようにできるだけ想像力を働かせて、他人が、地球が、自分自身が、何を求めていてそれに対して自分んはなにができるのか?どういうふうに向き合えるのか?そしてケアに従事してくださっている方へのリスペクトを忘れずに暮らしたいと感じます。

年末年始を迎えお忙しくなる方も多いと思いますがしっかりと体調を整えてください、サンシャインジュースも自然エネルギーをしっかりとみなさんにお届けできるますように。よい12月を!ジュースと共に!:)

tune for this month
愛に溢れた大好きな曲!

https://open.spotify.com/track/2paHUe6TT3OYzjQ8I4kRTb

 


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