この度ジュースのボトルの素材をプラからガラスに変更致しました!

この度ジュースのボトルの素材をプラからガラスに変更致しました!
この度ジュースのボトルの素材をプラからガラスに変更致しました!

ここ最近はレジ袋が有料になったり、カフェのストローが紙素材になったり「プラごみを減らす」という事が所謂「意識高い人」でなくてもすっかり日常です。
私も忘れ物チェックのリストにエコバッグを追加し、新しく買う保存容器はガラス製を選ぶようにしながらふと思いました。
ー環境のことを考えた対策なんだろうなとはわかるけれど、実際プラごみの何がどう悪いのか私わかってる?

わかっているのとわかっていないので何がどう違うのかはさておき。
今日は私が調べたプラごみ問題をできるだけ簡単に説明してみたいと思います。(そんなのとっくに知ってる!という方はそっと見守っていただけると嬉しいです。)

①海洋プラスチックの問題
世界で年間800万トンのプラスチックが海に流れ込んでいる!(そもそもなんで海にプラスチックが流れ込むの?誰かが海に捨てに行くの?と思ったのですが、道端に落ちたゴミが雨と一緒に側溝から川へ、その後海へと流れていく事が多いそうです。)
しかもプラスチックは分解されないため半永久的に溜まり続ける可能性があり、このペースだと2050年には海にいる魚全ての重量をプラスチックが上回ってしまうとのこと。
魚がこのプラスチックを食べて食物連鎖を経て私たちの体内にも蓄積されている可能性が懸念されているそうです。
この事がどんな健康被害に繋がるかという点はまだ研究途中で具体的にはわかっていないようですが、そもそもマイクロプラスチック(海に流れ着き、波の力や紫外線で5mm以下に細かくなったプラスチック)には海水中の有害物質が吸着しやすいという性質がある事がわかっている為、確実に人体にも有害だと言われています。

結論!!
体内に入ってしまったプラスチック、海のマイクロプラスチックを取り除く事はできないので、その前の段階でプラスチック素材のゴミをこれ以上出さない事が海や魚、人間の健康のために大切。

②気候変動の問題
プラスチックには色々な種類がありますがその全ての原料は石油のため、製造の際にも廃棄(焼却処理)の際にも二酸化炭素が発生します。
二酸化炭素は温室効果ガスの一種で、太陽からの熱を封じ込めて地表を温める働きがあるため、地球温暖化をすすめてしまうということは割と昔から環境問題の話題でよく耳にしてきました。
さらに最近ではプラスチックが劣化の過程で海水や日光にさらされるとメタンなどの温室効果ガスが発生する事もわかったそうです。
またプラスチックのリサイクルの半分以上は「サーマルリサイクル」と言って燃焼させた時に発生する熱を資源として利用する方法(確かに再利用はできるけれど二酸化炭素は発生する)なのだそう。

結論!!
温暖化を少しでも食い止めるためには温室効果ガスの排出を減らす事が必要。
プラスチックの製造や廃棄を増やさないために別の素材を選択したい。

このところはお客様からも
「袋もストローも変わったのにどうしてボトルはまだプラ素材なの?」
「ボトルをもってきたら再利用できますか?」(衛生上の理由で再利用不可でした)
というお声をたくさんいただいておりました。
・重くなってしまう事
・価格を上げなくてはいけない事
が主な理由でなかなか踏み出せませんでしたが4月22日のアースデイ(地球の事を考えて行動する日)に因んで満を持して変更する事に致しました。
・重くなってしまって申し訳ございません。ちょっとした筋トレと思っていただけますでしょうか。
・価格は変わらずご購入いただけます。
・ボトルをご持参いただいた場合は50円割引でジュースをご購入いただけます。(今まで通り他のタンブラーや水筒でも同様です。)
・不要になったボトルはお引き取りいたします。(50円キャッシュバック有り)

プラごみを全く出さずに生活するのは難しいのかもしれません。
私も週に1度のプラごみ回収の日には「こんなに使っているのか」と戦々恐々です。
ひとまず、皆さまのご家庭のプラごみをサンシャインジュースのボトルの分減らす事が健康と安心に繋がることを願って。

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