INTERVIEW
Dailyで飲むJuice “D.J.”についてのインタビュー




犬養 裕美子
レストランジャーナリスト
東京を中心に地方や海外の食文化、レストラン事情を最前線で取材。ファッション誌から専門誌まで数多くの雑誌で連載を持ち、その店の良さ、時代性をわかりやすく解説。特に新しい店の評価に対する信頼は厚い。ベテランから新人まで料理人とのネットワークも幅広く、食に関わるイベントでの講演も多数。農林水産省顕彰制度・料理マスターズ認定委員。
サンシャインジュース(以下SJ):犬養さんには“D.J.”を実際に1ヶ月飲み続けて頂いて、取り入れ方や飲み方などの面で色々とアドバイスを頂きました。今日はレストランジャーナリストとしてご活躍されている犬養さんの食に対するお考えやスタイル、その中での“D.J.”というテーマで色々とお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。早速ですが、犬養さんの普段の食生活について教えてください。
犬養さん:朝は家で食べて、昼は外食であったりそうでなかったり、夜はほとんど外食ですね。この生活になって10年くらいかな。外食は当然仕事ですので「人と会う場」つまりTPOがあります。私はレストランに行くという事は食事そのものはもちろんですけど、何を着ていくかから始まりレストランという「場」を楽しむ事をとても大切にしています。その上で自分の体もケアしないといけない。素材や調理法、量、組み合わせを精査して組み立てます。
自分の体を守るためにも
元気のない野菜を食べる事はない
SJ:それは具体的にはどういう事ですか?
犬養さん:基本的なことですが、あっさりしたものから、コクのあるものに。最初の皿は量が多くても食べられるけれど、最後の方は少なくする。これは注文する際の注意ですが、出てきた料理に対しても注意は必要です。体に良くない料理は食べない。はっきり言って見たらすぐわかります。例えば元気のない野菜を食べる事は絶対しないですよね。まず素材の状態、次に作った人のクリエイティビティや意図や想い、盛り付けの楽しさや美しさ、最後に食べた時に気持ちが良いかどうかという一連の流れを経て、その料理を評価します。でも、その時間は一瞬のこと。気難しい顔はレストランに似合わないので。そのかわり、スーパーなどで市販されている食品を買う時は、けっこう時間をかけます。裏側の品質表示を見れば使われている原材料や作られ方が書かれていますよね。「これだけのものなのになんでこんなにいっぱい表示してあるんだろう」というものもたくさんあります。それを体に入れるか入れないかは自分の体を守るという意味でとても大切な事だと思っています。シンプルであればあるほど安心だと思います。
動物でもある人間は
ナチュラルでいる事が大事
SJ:そうですね。ただ「よくわからない表示がいっぱいあるもの」はできるだけ体に入れない方が良いとは思いながら、完全に排除するというのはなかなか難しい事ですよね。なので、私たちもジュースクレンズで丸1日食事を摂らないでそういったものを一旦遮断して排除するタイミングを定期的に作る事を提案しています。
犬養さん:そうですね。定期的に体を休ませるのは良い事です。ただ、家族や友人と生きているわけだからあまりストイックになり過ぎるのも難しい。私も一人暮らししていた時に「土日は食べない生活」を意図的にしていた事もありました。でも神経が鋭敏になり過ぎてしまったのか、イライラしたり、怒りっぽくなったり。無理やりセーブしてしまうと精神的に危険になる怖さを感じましたね(笑) 人間も動物なわけだからナチュラルでいる事が大切ですよね。

SJ:そうですね。自分に無理をすると続かないし、まわりに迷惑をかける事すらありますからね。
犬養さん:あと美味しいものには体に悪いものもたくさんありますよね。脂肪が多いとか糖質が多いとか。美味しいものを食べに行く事はある種のご褒美なので反健康的なものがあって当然だと思うけれど、今の時代は美味しいものが必ずしも体に悪いものというわけではなくなってきています。野菜だけを使った料理や脂肪を排除した料理でも十分クリエイティブを感じる料理はあって、それが現代のガストロノミー「美食の文化」に繋がっています。レストランを選べば体をケアしながら美味しいものを食べる事も十分可能になってきていますね。
SJ:味という点ではサンシャインジュースの場合はストイック過ぎると言われる事もあるのですが(笑)、今回の“D.J.”は味の部分もかなりこだわって作りました。
大人の味覚で味わえる“D.J.”
犬養さん:そうですね。りんごの香りから入ってきて、レモンの酸味が心地良く抜けて、ケールの苦味も感じられて良いですよね。色んな経験をして苦味や酸味も美味しいと感じるのが大人の味覚です。大人になるというのは複雑な味の組み合わせを美味しく感じるという事です。
SJ:子どもの時はミョウガが嫌いだったけど大人になると妙に美味しいと感じるとかありますからね(笑)。
犬養さん:そうそう。人って美味しいものには自然と笑顔になるし、美味しくないものには無表情になりますよね。良いものを食べるというのはそういう事だと思います。だから「美味しく」「体に良いもの」は最強だと思いますね。何がきっかけで「美味しい」と感じるようになるかはわからないですけれど、例えばセロリも新鮮なものは最初に甘くまろみがあって苦味が嫌なものと感じない。でも、古いものはただ苦いだけ。新鮮ではないものを食べ続けていたらセロリは苦くて不味いものっていう認識になってしまいます。だから鮮度の良い素材で美味しく料理したものを食べる事や、畑や海に行って美味しい状況を作る事はとても大切です。

SJ:なるほど。ところで、今回“D.J.”を1ヶ月続けて頂きましたがいかがでしたか?
犬養さん:まずとても飲みやすくて爽やかなのが良いですよね。それからケールは水分があまり取れないと思うんですけどそれがこれだけ取れているというのもすごいと思いますね。あと続けて飲む上で「覚えやすい味」「飲みたくなる味」というのが大きい。ジュースは薬ではないので習慣化しないと意味がない。「これを飲んだらあの感覚だよね」というのを思い出せるようになるまで飲まないと習慣化するのは難しいですから。私はゆっくり味わえる気がしてウォーキングの後に飲むと決めてました。カラカラの状態なので体の隅々まで行き渡る感覚というか、指先まで広がっていく感覚があってそれが面白かったですね。
SJ:ありがとうございます!ちなみに体重など数字的な変化などはありましたか?
犬養さん:ウォーキングで体を動かした事も含めて2kg落ちました。“D.J.”と合わせる事で体を動かす事に対する面倒臭さがなくなって習慣化して良いスタートが切れましたね。ただ海外出張などで日常のペースがずれて元に戻るのが心配ですよね(笑)
「楽で」「気持ちが良く」
「長続きできる」“D.J.”
SJ:それは皆さん共通の悩みかもしれませんね(笑) ただそういった時に、“D.J.”を1食に置き替えて飲んで頂くという事も提案しています。その時の食生活や体調、体質など自分に合わせた使い方ができるというのも魅力のひとつになるのではないかと考えているのですがいかがでしょうか?
犬養さん:そうですね。それはやっぱり人それぞれ違いますし、ある意味自分に合ったものを見つけるまでが一番大変ですから、色々な使い方があるのは良いと思います。年齢を重ねて集積された知恵を総動員させてもなかなか自分に合う方法はみつけられない。あれこれ理由を付けて実践できない事は多いですから(笑)。結果的には、「楽で」「気持ちが良く」「長続きできる」事だけが残っていきますよね。以前はジムに通ったりマラソンしたりしましたけど私にはハードでストイック過ぎました。今のウォーキングや“D.J.”の方が自然でナチュラルだから私のライフスタイルにはピッタリでこれが残っているという感じですね。
SJ:ありがとうございます。
犬養さん:体をケアして、何かしら気を遣わないといけないのは一生続きますから。特に私たちのように食べる事を仕事にしていれば多少無理をする毎日があって、多少は楽になるための努力を必要とするというのは日々常に行う事です。そこに関心がなくなったら終わりですからね。そういった意味で“D.J.”が通販されるというのは楽しみにしています。それで引き続き頑張っていこうと思いますね(笑)
SJ:犬養さん、今日はどうもありがとうございました!